NISTEP注目科学技術 - 2022_W99
概要
レーザープラズマ加速技術。従来利用されてきた高周波を用いた加速技術においては、常伝導や超伝導素材を利用して加速技術の向上が図られているが、加速電界を劇的に桁で向上させることは放電の問題等から難しく、高いエネルギーの量子ビームを生成するには実空間距離で加速を積分する必要がある。これに対して、レーザー技術の向上から、プラズマ中で高強度パルスレーザーにより局所的に高い電界を実現することが可能となったこともあり、特に欧米を中心として活発に研究開発が行われている。劇的な加速電界の実現により、小型装置での高いエネルギーの量子ビーム生成を可能とし、建設コストの大幅な削減が期待されることとなる。
キーワード
プラズマ加速 / レーザー / 量子ビーム / 高勾配加速
ID | 2022_W99 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 兆し |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ナノテクノロジー・材料 |
専門度 | 中 |
実現時期 | - |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 14 (プラズマ学) |
分析データ クラスタ | 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体) |
研究段階
-
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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