NISTEP注目科学技術 - 2022_W47

概要
各種発電(核融合、宇宙太陽光、地熱、洋上風力、海洋温度差、海流・潮流、波力)のうち、海流発電に注目。伊豆七島の間には常に安定的な黒潮が流れており、「ベースロード電源」として期待が持てる。また、大消費地である東京に比較的近く、電力輸送の点でも有利である。また、大型発電所と異なり、小型の発電機(風力と異なり、水は空気の1000倍の密度を持つので、プロペラは小さくて良い)を、必要に合わせて、少しづつ投資して増設してゆけばよいので、投資対象としてもバリアが低い。また、技術的にも、日本にはこれまで造船技術で培ってきた技術があるので、他国に対して優位性があると言われている。(風力発電では欧州に優位性がある点と逆)。実際、IHIがNEDOの助成を受けてすでに実証試験を開始している。文部科学省としても技術面でさらなる進展があるように研究・開発を推進するべきである。
キーワード
海流・潮流 / 各種発電 / エネルギー変換
ID 2022_W47
調査回 2022
注目/兆し 兆し
所属機関 公的機関
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 -
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 24 (航空宇宙工学、船舶海洋工学)
分析データ クラスタ 2 (マシンインテリジェンス/センシング・データサイエンス)
研究段階
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インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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