NISTEP注目科学技術 - 2022_E374

概要
トポロジーを利用した波動伝搬制御。ドーナッツの穴の数のような連続変形に対して不変な幾何学的性質をトポロジーと呼ぶ。近年、トポロジーと波の局在化現象との関連が示され、電波や光、音波など様々な波の制御に活用しようという流れが加速している。トポロジカルな性質から、従来に比べ損失が少ない波動伝搬が実現でき、応用上も大きな注目が集っている。
キーワード
トポロジカルフォトニクス / トポロジカルレーザー / フォトニック結晶 / メタマテリアル / バルクエッジ対応 / トポロジー
ID 2022_E374
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 13 (物性物理学)
分析データ クラスタ 48 (スピントロニクス)
研究段階
基礎的側面の理解がまだ不十分な面があるものの、実証研究は爆発的に進んできている。今後、技術応用への展開が期待される段階である。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
基礎学理がいまだはっきりしない面があるため、さらなる学術的研究の開拓が必要である。応用研究についてもはじまったばかりで様々な適用可能性を探る必要がある。