NISTEP注目科学技術 - 2022_E367

概要
CO2の電解による有機物合成
カーボンニュートラルを実現するための技術として、CO2を電気的に還元し、有機物を生成する技術に着目している。触媒の種類によって合成される有機物はさまざまであり、例えばエタノールやギ酸、有機物ではないが一酸化炭素(シンガス)などがあげられる。
キーワード
CO2電解 / 共電解 / CCUS
ID 2022_E367
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 企業
専門分野 エネルギー
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 64 (環境保全対策)
分析データ クラスタ 11 (理化学/エネルギー・脱炭素)
研究段階
原理が実証されつつあるものの、その性能は触媒性能に依存するため実証や実装まではまだ時間がかかる段階。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
CO2を電解して作成した有機物は、石油由来の有機物と比較してコストが高い。CO2クレジットが高価であれば技術の実用化にもつながるが、そうでなければ実現しない。