NISTEP注目科学技術 - 2022_E296

概要
臨床現場における業務ナビゲーション。特にIoTを利用した診療医業務支援、医療者の行動計測、及び、それらの情報に基づいたAI等による診療業務の支援。
キーワード
スマートデバイス / 音声認識 / 行動認識 / 人工知能
ID 2022_E296
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 情報通信
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 58 (社会医学、看護学)
分析データ クラスタ 3 (社会医療・看護/在宅看護・終末期医療)
研究段階
現在は患者のデータ計測に基づいた「診断するAI」と「治療するAI」に研究が集中しており、「業務を支援するAI(情報パートナー)」の研究は下火な状態にある。患者情報のIoT計測が進んだことと、医師の働き方改革等に対する社会的プレッシャーを受け、漸く現行技術を用いた「計測」が現実味を帯びた段階で、未だ「分析」に辿り着いている事例は少ない。数少ない事例は、東京女子医大が行っているSCOT研究を通じた「手術計測・分析」であるが、対象が術野で行われている業務に限られており、広く臨床現場全体をスコープにしている状況にない。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
現時点では「計測と分析」に取り組んでいる基礎段階にある。国際的にも注目を集めている分野では井一方、我が国は医療現場・介護現場のITかが(社会の理解では宋でも無いが)国際的にも進んでいる部類に入るため、少し加速すれば先頭に出られる可能性がある。