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NISTEP注目科学技術 - 2022_E283

概要
アルカリ膜型水電解システム
現在、PtGの入り口として注目されている水電解には、大きく分けるとアルカリ水電解、PEM形水電解、SOECの3種類がある。アルカリ水電解は純水を必要とせずに定常状態の水電解を実施できる可能性があるものの、変動応答性が乏しく、生成された水素の加圧をしにくいとされている。一方、PEM水電解は変動応答性が高く、生成された水素を加圧できる点がメリットであるものの、純水を製造しなければならないために、オペレーションコストがかかる。アルカリ膜型水電解は、いずれのメリットも兼ね備える可能性があるため、実現が望まれる。
現在、NEDOのプロジェクトで山梨大学・パナソニックなどが検討しているとともに、Enapterが商品を販売している。
キーワード
水電解による水素製造 / 電解質膜 / 再生可能エネルギー
ID 2022_E283
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 企業
専門分野 エネルギー
専門度 高
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分（中区分） 36 （無機材料化学、エネルギー関連化学）
分析データ クラスタ 11 （理化学/エネルギー・脱炭素）
研究段階
原理は明らかになっており、実現可能性のある材料およびシステムの開発を実施している
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
電解質膜とシステム設計