NISTEP注目科学技術 - 2022_E275
概要
大規模な秘密計算。ビックデータを扱う上でセンシティブ情報を漏らさず統計的な結果や予測を導き出すのに必要な技術である。
キーワード
秘密分散 / 完全準同型暗号 / 暗号理論
ID | 2022_E275 |
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調査回 | 2022 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | 情報通信 |
専門度 | 高 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 60 (情報科学、情報工学) |
分析データ クラスタ | 46 (データサイエンス/機械学習・AI) |
研究段階
任意の回路に対してこのような秘密計算が可能なことは知られているが、プログラムを回路に変換して行うのはあまりに効率が悪い。プログラムのサブルーチンとなる関数を回路にせず、一つ一つをより効率の良い方法に置き換えることが地道に提案されている段階。また非線形関数をどのように扱うかも大きな問題である。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
暗号研究への研究予算の増額による若手研究者人員の増加。大学と企業の連携。