NISTEP注目科学技術 - 2022_E274

概要
インターネット上の写真、ドローンによる映像、衛星画像など、遠隔のデータ収集による生物多様性(たとえば種や遺伝的多様性)・生理(生理的データ、健康度など)・生態データ(成長)の取得・解析、その解析による因果関係の推定、モデル化
キーワード
リモートセンシング / 時系列解析 / 画像解析
ID 2022_E274
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 環境
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 40 (森林圏科学、水圏応用科学)
分析データ クラスタ 14 (気候)
研究段階
徐々に開発が進んでいる。たとえば、衛星画像による植物の大雑把な同定(針葉樹か、広葉樹か)は条件により可能であるが、多様性の高い種レベルの同定となると困難である。AIの利用により進歩可能だが、教師データのほうが律速になるであろう。今後、生物多様性へのインパクトの評価の社会・経済的重要性が高まれば、急速に進む可能性がある。
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
教師データ(たとえば専門家などによって同定された生物のサンプル)の量が律速になるのではないか。