NISTEP注目科学技術 - 2023_E103
概要
光合成関連タンパク質である光化学系Ⅱにより発生したH+を直接利用した燃料電池の開発。このシステムは、水、太陽光と酸素があれば発電が可能であり、CO2を全く発生させずにエネルギーの産生が可能であるため、カーボンニュートラル時代におけるエネルギー源として有用であると考えられる。
キーワード
カーボンニュートラル / 燃料電池 / 再生可能エネルギー / 水素エネルギー
ID | 2023_E103 |
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調査回 | 2023 |
注目/兆し | 注目 |
所属機関 | 大学 |
専門分野 | ライフサイエンス |
専門度 | 中 |
実現時期 | 5年以降10年未満 |
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) | 36 (無機材料化学、エネルギー関連化学) |
分析データ クラスタ | 31 (環境化学) |
研究段階
企業との共同研究が進んでいる
インパクト
カーボンニュートラルだけでは無く、発電時に全く汚染物質の排出の無いクリーンなエネルギーとして広く活用が可能であり、社会に与える影響は大きい。
必要な要素
実用化には、耐久性や発電出力に課題があり、更なる改良が必要である。