NISTEP注目科学技術 - 2022_E188

概要
量子もつれ光子対を用いることで,従来の分光測定(レーザーを含む古典的な光を用いた測定)の検出限界を上回る測定技術の開発が期待される.
キーワード
量子もつれ / 量子雑音限界 / エンタングルメント
ID 2022_E188
調査回 2022
注目/兆し 注目
所属機関 大学
専門分野 ナノテクノロジー・材料
専門度
実現時期 5年以降10年未満
分析データ 推定科研費審査区分(中区分) 13 (物性物理学)
分析データ クラスタ 37 (電磁波・光学・レーザー・光半導体)
研究段階
現段階では量子もつれ光子対を用いた赤外分光(振動分光)がいくつかのグループから報告されている.一方,可視光から紫外光領域の分光測定については,ほとんど報告がない.また,量子もつれ光子対を用いて本格的な分光測定を行うには,広い領域にわたって波長掃引できる光源の開発も必要であるが,これについては実用段階にない.
インパクト
2022年調査にはこの項目はありません。
必要な要素
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